2013年4月21日日曜日

伏見稲荷のお茶屋


ちょっと意外ですが、伏見稲荷には付属する「お茶屋」があります。右の入母屋の建物がそれ。
江戸時代初期の建物で重要文化財に指定されています。
普段は見られませんが、この日はちょうど特別公開。

さっそく内に入ると、茶室ならではの静かなモノトーンの世界が広がります。
鳥居の朱色に慣れた目にはとても新鮮で、思わずスケッチブックを手にしますが、絵にするにはちょっと室内が狭すぎるのです。
それならせめて外からと、庭に出てスケッチを始めました。

ところがじっと動かぬ僕をこれ幸いと狙ったのか、猛烈な薮蚊の襲来を受けます。
ペンを動かすことよりも、蚊を叩くことに気をとられ、いらいら・・・。
苦労して探したこの構図、真っ赤に腫れた手の甲がその代償です。