2018年7月29日日曜日

海外スケッチ旅行にでかけよう ドイツ編 その8 ローテンブルクの門


 ヴュルツブルクから列車で1時間、ローテンブルクに到着しました。言うまでもなくドイツを訪れる観光客の人気NO.1都市です。ここでの滞在は3日間。到着時間が遅かったことと、滞在時間にちょっと余裕があるので、この日はスケッチせず、ロケハンをしながら中世の町並みを楽しむことにしました。お勧めは石畳の街路で飲む地元名産の「フランケンワイン」。行ってみようという方、是非お試しください。
 さて翌朝。早速スケッチに出かけます。ローテンブルクは城壁で囲まれた町、最初の一枚はやはり城の正門でしょう。この「レーダー門」はほとんどの観光客が通る、いわば町のシンボル。小ぶりながら、古めかしく歴史情緒たっぷりです。まずは木陰に腰をおろし、挨拶代わりの一枚を親愛の情をこめてスケッチしました。

2018年7月16日月曜日

海外スケッチ旅行にでかけよう ドイツ編 その7 ヴュルツブルク マリエンベルク要塞



 今回の計画ではマインツで3連泊したあとローテンブルクで3連泊します。重いスーツケースの移動をなるべく減らそうという配慮なのですが、マインツを後にしたこの日、ヴュルツブルクで途中下車しました。ライン川で雨に祟られ思ったようにスケッチが進まなかったこともあり、何とかここでもう一枚描いておこうと思ったからです。
 ガイドブックによればこの町の見所は3つ。まず「マリエンカペレ(聖マリア礼拝堂)」。マルクト広場に面した赤と白に塗り分けられたちょっと派手な教会です。珍しい色彩に魅かれて画帳を開きかけましたが、如何せんケルンの大聖堂を見た後ではどんな教会も色あせて見えます。悩んだ挙句・・・パス。
 二つ目が「レジデンツ」。バロック様式の宮殿でこれまた凝ったディテールデザインに惹かれましたが、横に長すぎる建物はどうにも構図を取りにくくやっぱりパス。
 そして最後がこの「マリエンベルク要塞」。外観デザインはそれほど秀逸と言うわけではないものの、アルテマイン橋越しに見る風景はのどかな中世の一シーンそのもの。迷わずペンを執り、ヴュルツブルクで一枚という目標を何とか達成できました。
 わずか3時間半の駆け足滞在・・・スケッチ旅行に「のんびり」という文字はありません。