2018年11月22日木曜日

海外スケッチ旅行にでかけよう ドイツ編その15 ホーエンシュヴァンガウ城

 ドイツ旅行の最後はやはり古城のスケッチで締めくくりたい・・・そんな思いで訪れたのがフッセンの町。ここにはバイエルン王国の親子2代の王が築いた城が残っています。父親が築いたのがこの「ホーエンシュバンガウ城」、息子が築いたのがシンデレラ城のモデルになったと言われる有名な「ノイシュバンシュタイン城」です。いずれの城も観光客の人気の高い城で中に入るには指定時間まで相当時間待たなくてはなりません。旅程を考えると二つの城とも内部を見るのは無理・・・と言う訳でホーエンシュバンガウ城のスケッチはふもとの道からの雄姿のみでご容赦ください
 さてこのお城、外観はいわゆる「ロマンチックな古城」というにはやや武骨。調べてみるともともとは12世紀の建築で、長く廃城になっていたものを19世紀にマクシミリアン2世が改築したとのこと。重厚感がありながらも窓周りには適度な装飾があり、堅牢な壁で守られながらも舞踏会が行われたであろう宮殿風の大きな窓もあるというこの姿・・・いわば中世の砦の近世風コンバージョンといったところでしょうか。