2019年3月18日月曜日

姫路城 紅葉

 秋の姫路城をスケッチしました。現存最大の天守を誇る姫路城ですが、秋空の下ではその存在は案外ちっぽけに見えます。でも天空いっぱいに広がる青と地上の黄紅のはざまで輝く姿はまさに「白鷺城」。世界遺産が誇るのはその巨大さだけではありません。

2019年3月4日月曜日

姫路城の桜

実は前回の個展(2015年秋)を朝日新聞の文化欄で取り上げていただいています。読んだ方、覚えておられるでしょうか?「建物のある風景」が切り口で、僕のようにペンを使ってハードな線で風景を描く作家は案外少ないらしく、制作時の思いなどをくわしく聞かれたことを覚えています。そう、僕は基本的に人物画は鉛筆でソフトに仕上げるのですが、風景画はほとんどペンでハードな輪郭線を生かして描きます。そのほうが建物を中心とした構図の面白さが強調されるからです。
 さてそこで本日の作品、ご覧のように姫路城と桜がテーマです。いかに構図の面白さを強調しようとも、ペンの黒い線で桜の淡いピンク色を表現するのは困難、いや冒涜に近いなどと思いを巡らし、今回は鉛筆と水彩で描くことにしました。視界いっぱいに広がる桜の花びらの微妙な色合いの変化をいかに表現するか?それなりに試行錯誤で工夫を重ね、かなり計算づくで完成させた作品です。そんな秘密のテクニックは・・・3/21梅田芝田町画廊での個展でご紹介!私は13時以降毎日在廊していますので是非直接お尋ねください。なおフェイスブックで芝田町画廊の情報が発信されています。こちらもぜひご覧ください。
http://www.facebook.com/shibatacho


2019年2月17日日曜日

五條新町 その2

さてこの町のもうひとつの特徴は細い路地が多いこと。ちょっとわくわくしながら街道から裏道へ抜けると小さな川べりに出ました。この建物は酒蔵。今でもお酒を作っているようです。
 土蔵や作業場など機能本位の建物配置のせいか、やはり平入と妻入りの建物が川沿いに入り混じって並んでいます。もちろん構図は文句なし。しかも瓦のグレー、漆喰の白、羽目板の茶色、木々の緑と色彩のバランスも最高。久しぶりに満足した日本の風景が描けました。

2019年2月12日火曜日

五條新町


  久しぶりに日本のスケッチです。今回訪れたのは奈良五條新町。紀州街道を初めとする 5 つの街道が交差する町なので「五條」という名がついたとか。
 軒をそろえた平入の商家 が続く町並みはそれなりに美しいのですが、絵にするにはちょっと単調だなあと悩んでい ると、町外れに一軒だけちょっと眼をひく妻入りの建物が。さっそくこの異端児の建物をいれてス ケッチすると・・・ご覧の通りうまく画面に納まりました。スケッチはやはり構図が大切。