昔「ひょっこりひょうたん島」という僕の大好きなTV番組がありました。
「丸い地球の水平線に・・・・・・」今でもあのテーマソングが口ずさめるくらいです。
小さいけれども、自分たちだけの世界を作れるその楽しさに魅かれたのです。そのせいか、今でも旅行先には小さな島を選びたくなります。
この「小島(おしま)」は四国の来島海峡にある名前のとおり人口わずか30人程度の小さな島です。(四国との往復は漁船で一日二便しかありません) 普通の島と違うのは、ここには明治時代に作られた旧日本軍の砲台があることです。
この絵の建物は兵士達が隠れ住んだ宿舎のようで、レンガとコンクリートの、冷たくて粗末な造りから厳しかった当時の生活が垣間見えます。
でも訪れた日はのどかで明るい春の日。そんな戦争の悲惨さとは無縁で、時の流れを感じざるを得ません。
小さな島に凝縮されたドラマ・・・。ますます「島」が好きになりました。
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