2008年12月14日日曜日

旧乾邸のお茶会

新聞記事で妻が見つけました。「旧乾邸でお茶会・・・」
前から目をつけていた建築家渡辺節の設計した住宅でいわゆる洋館大邸宅です。
元の所有者が相続税を物納したため、現在は国の管理下にあり、保存運動が起きています。近くに白鶴美術館があり、この建物の前は通るのですが、中には入れず、いつか見たいと思っていたところでした。

早速、電話で申し込もうとしたのですが、すでに締め切りを過ぎていて、連絡がつきません。「とりあえず行くか」と楽観的に出発。
「お茶会」らしく、着物を着た女性がずらり。気後れするものの、一応事情を話し、お願いすると、快くO.Kがでました。

内部のつくりは実に凝っていて、リッチなダイニングの階段からお嬢様が降りてくる、まさに「華麗なる一族」の舞台のようです。詳しくは知りませんが映画撮影にも使われたとか。

さて庭に出て、外観をスケッチ。
実は日頃絵を描く者として感じているのは、お金がかかっている住宅ほど趣味が悪く、案外、絵にする気にならないと言うこと。
しかしこの乾邸は、一味違います。建築主の要望を全部聞いたに違いありません。ある意味いろいろな様式とディテールが混在して悪趣味寸前です。でも全体としてみると違和感が無く、神戸の海を見渡すリビングの空間など現在の建築としてもはっとする空間です。設計者の個性が全てを統一しているような気がします。

スケッチを終え、慣れない抹茶をいただき、「けっこうなお味でした・・・・」
これで一人500円は安い・・・・。

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