2009年12月27日日曜日

聖ヨハネ教会堂

聖アグネス教会と同じく、この聖ヨハネ教会も明治時代に建てられたものです。

現在は明治村にあり、ユニークな「木造ゴシック」様式が面白くてスケッチをしました。
木陰から覘く二つの尖塔が絵になります。
いわれを探ると元は京都河原町にあり、解体直前に保存が決まって、この明治村に移築されたとのこと。
皆さんすでにお気づきでしょう、そう、この幸運な建物の設計者はなんと、アグネス教会と同じ「ガーディナー」でした。

意外な発見・・・「スケッチ」にはこんな楽しみ方もあるのです。

2009年12月20日日曜日

聖アグネス教会

京都御所のすぐ西側にこの教会はあります。
明治31年竣工、設計者はアメリカ人宣教師J.Mガーディナー、今では貴重な純粋な煉瓦造りの建物です。
教会というとどうしても「荘厳な」とか「重厚な」イメージを思い浮かべてしまいますが、この教会は小ぶりで、親しみが湧きます。
絵を描いている最中に信者と思われる方が何人も出入りしていました。礼拝があったのかもしれません。
本当はその人たちについて行きたかったのですが、残念ながらこの日は時間切れ。
次は是非とも、ステンドグラスの光の下、内の雰囲気を味わいたいものです。

2009年12月13日日曜日

青衣の婦人

二回連続人物画を載せたのは理由があります。
そうです。寒くなってきてだんだん屋外でのスケッチがつらくなってきたからです。

そんな理由はともかく、今回も魅力的な女性です。
ただし前回の可憐な少女と打って変わってちょっと大人の雰囲気です。
表情は怜悧で理知的。手足は伸びやかに、服の色はシャープなブルー・・・。
「絵になる」ためには、やはりそれなりの訳があるのです。

2009年12月6日日曜日

黄色の帽子

伏目がちな表情、膝の上に重ねた両手。
本当はポーズとしては手足に伸びが無く、つまらない絵になりがちなのですが、この少女の可憐な表情に惹かれて一気に仕上げました。
暖かく、静かで、心が和むような・・・・黄色の帽子が良く似合います。