カレル橋では芸術家の卵たち(けっこうなおじさんもいますが・・・)が道行く観光客の似顔絵を描いています。
財布の中身がさびしい僕としては、この際「似顔絵で稼ぐか」と思わなかったわけではありませんが、場所代ををせびる怖いお兄さんが来るのではないかと、結局彼らのテクニックを学ぶだけにとどめたのでした。
さて今日は帰国後の第一作。
中欧と思しき民族衣装を纏った女性があのプラハ城をバックに佇んでいます。
でも顔はどうみても日本人。そう、実はポーランドの民族衣装を着たモデルさんの肖像画なのですが、あのとき描きたかった似顔絵のイメージで仕上げてみました。
われながら・・・悪くない・・・。
苦労は僕の画風にも良い影響を与えたようです。
この絵は秋の個展 美緑空間展に出品予定です。
是非原画をご覧ください。