水彩画が好きな人のサイトです。あなたは漫然と絵を描いていませんか。旅先で描く風景画、魅力的な人物画などプロのテクニックを教えます。美緑空間は下記のサイトに移動しました。 https://miryoku-yoshine.com/
2017年2月27日月曜日
チャイナドレスの人物を描く
このブログに登場するモデルさんはいずれもモデルクラブに所属するプロの人達です。でも実はモデル代は衣装によって違うのです。お任せの普段着は安く、民族衣装は高いという具合に。(当然ヌードは一番高いのですが)。そして数ある民族衣装の中でも人気が高いのがチャイナドレスだとか。当然プロの画家達も好んで描いています。有名な絵はやはり安井曾太郎の「金蓉」でしょうか。
というわけで今回はチャイナドレスの人物に挑戦です。この日、2時間の枠(モデルさんの休憩時間を除くと実質は80分)の中で、如何にチャイナドレスならではの女性らしい体の線を忠実に捉えるかが勝負です。手にするのは鉛筆と練りゴムだけ。
まずHBの鉛筆で大まかにデッサンをします。線ではなく面を表現します。いくつもの曲面を薄い鉛筆の線で塗りつぶす感じで描いて行きます。濃い部分はより濃い鉛筆を使うか線の本数を増やします。そして明るいところを練りゴムで削ぎ落とす。基本的には80分間この作業の繰り返し。さらに全体から細部へ、細かく細かく・・・。最後に一番暗い部分に4Bの鉛筆で影を入れます。そして完成!。終了のタイマーが鳴り、あっという間に80分が過ぎました。集中し過ぎたせいか頭はぼーっとし、眼はかすんで・・・でも出来映えはまあまあ。
次はチャイナドレスの人物、その魅力を引き出す工夫を・・・と言いたいところですが、とても 疲れたので本日はここまで。この続きはまた次回に。
2017年2月19日日曜日
台湾 千と千尋のまち
2016年1月、初めて台湾を訪れました。一番行きたかったのはここ、九份(キュウフン)。ガイドブックによればアニメ「千と千尋」のモデルになった町だとか。狭い路地に店舗がぎっしりと並び、そこに観光客の波が押し寄せる・・・なんて濃密な空間なのでしょう。
あの路地の真ん中でスケッチすることなど思いもよらず、今日の成果はなしと半分あきらめかけたところに、一坪ほどの空き地があって、そこからひしめき合った街の様子を垣間見ることができました。あまり長居するのも気が引けて、ささっとスケッチしたのがこれ。
それでもご覧のように東洋も西洋もごちゃ混ぜになった建築のかたまり・・・とても苦労しました。
まだここを訪れていない人へ、中国人の買い物にかける情熱を感じるには最高の街です。是非お出かけを!
登録:
投稿 (Atom)