町の入口、レーダー門をくぐると、一気にタイムスリップ、目の前に中世の町並みが現れます。正面に建つのは時計台のあるとんがり屋根のマルクス塔。よく見ると外壁に銃眼らしき穴があちこちにあり、入口のアーチの向こうに町並みが続いているようです。それもそのはず、その昔この町が大きくなる前、ここがローテンブルクを守る城門だったそうです。
塔の隣、三角屋根のてっぺんに奇妙な突起があります。おやっとよく見ると2羽の鳥が羽を休めていま右す。何故こんなところに?と調べてみると、これはコウノトリの巣でこの町の名物のようです。コウノトリはドイツの国鳥、そして昔から赤ん坊と幸福を運ぶ鳥といわれています。ローテンブルクはそんなほほえましい伝説を大切にする町でもあります。