2007年10月14日日曜日

西本願寺 唐門

西本願寺の誇る国宝のひとつ、唐門です。
安土桃山時代の遺構で昭和53年からの改修で色彩も当時の状態に復元されたとか。

屋根の曲線は軽快なのに、全体の雰囲気は重厚感があります。
黒漆塗りの壁と黄金の化粧金物、鮮やかな水色が目を引く濃密な彫刻群。
作った人たちのエネルギーに圧倒されました。・・・さすが国宝。

この唐門は、裏道に面しており、出入はなくいつも閉ざされています。そのため、こんなすばらしい建物であるにもかかわらず、訪れる人もほとんどいません。
この静かなたたずまいを大切に保存してくれた、西本願寺に感謝。