2008年8月3日日曜日

京都国立博物館その2

前回は門だけで話が終わってしまいましたが、もちろんお目当てはこの本館です。
そして片山東熊先生が門で魅せた技の冴えは当然、本館でも健在です。
両翼の列柱と3つのドーム屋根の構成は威厳があり、さすがと思わせます。
庭は広々としたヨーロッパ風の庭園でまさに宮廷の風格があります。
内装もきっと豪華ですごい・・・と期待しましたが、残念ながらこの日は内部は見られませんでした。きらびやかな宮廷生活を想像する楽しみは次の機会に譲ることにします。

この博物館にはもうひとつ楽しみがあります。本館の裏手に「堪庵」という茶室があり、うれしいことに一般公開されています。
ルネサンス様式に圧倒された後は、自然と一体となった数奇屋の空間を歩く・・・和洋の上質なデザインを同時に味わう、こんな贅沢を皆さんもぜひお試しください。

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