四天王寺は大阪の街の真ん中にあるためか、周辺に自然が乏しく、歩いていてとても疲れます。しかも塔と金堂以外のお堂はいずれもぽつんと単独で建ち、スケッチをしようと歩き回りましたが、なかなかこれと言ったシーンに出会いません。
そんな中、やっと見つけた構図がこれ。太子堂です。
建設された時代はやはり新しいらしく、特に重要文化財に指定されてもいません。
ただ、土塀と門、本堂から八角堂に連なる屋根は色も形も素材も変化に富んでいて、十分に魅力的です。
しかし五重塔や金堂が見えないこの光景で何よりも大切なのは「広い空」。
民を愛した聖徳太子の心を映しているように感じます。
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