大覚寺から西へ歩いて20分ほどでここ、「嵯峨鳥居本(とりいもと)伝統的建造物群保存地区」に来ます。
もっとも大半の観光客は町の中ほどにある「念仏寺」がお目当て。
8000体といわれる石仏が有名ですが、建物はこれといって特徴のあるものはありません。
しかも立て札にはなんと「撮影禁止。質問禁止。調査禁止。」とあります。これで拝観料500円とは・・・。
さて気を取り直して町並みを散策。
街の両側を山並みが包み、陽の光を木の葉で拡散してしまうからでしょうか。
あるいは民家の深い軒が道に濃い影落とすせいでしょうか。
目に映る色調は淡く優しく、触れる空気はひんやりとして、心地よいのです。
こんな落ち着いた佇まいの中、目がゆくのは薄明かりのちょうちんと赤い傘。
これぞまさに大和(やまと)色の風景。
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2011年9月25日日曜日
2011年9月18日日曜日
大沢池
9月11日。
秋の京都を描こうと、久しぶりに嵯峨嵐山へやってきました。
前回は保津川付近を歩きましたが、今回は嵯峨野。嵐山の自然とお寺が狙いです。
駅から北へ約15分。最初は大覚寺です。
渡り廊下で繋がれたお堂は寝殿造りを見るようで、なかなか面白かったのですが、残念ながら園内はほとんどが立ち入り禁止。外から建物をスケッチすることはできません。
あきらめかけて、最後に大沢池へ足を運ぶと、水上の舞台と鮮やかな赤い屋根を載せた二艘の船が浮かんでいました。
立て札を見るとこの日は「観月の夕べ」・・・船にのって優雅に月見を楽しもうというのでしょう。
そんな平安朝の夜を想いながらこのスケッチをしました。
なお、立て札には続きがあります。「・・・本日の受付は終了しました。」どうやらすぐに満員になったようです。こちらも実に京都らしい。
秋の京都を描こうと、久しぶりに嵯峨嵐山へやってきました。
前回は保津川付近を歩きましたが、今回は嵯峨野。嵐山の自然とお寺が狙いです。
駅から北へ約15分。最初は大覚寺です。
渡り廊下で繋がれたお堂は寝殿造りを見るようで、なかなか面白かったのですが、残念ながら園内はほとんどが立ち入り禁止。外から建物をスケッチすることはできません。
あきらめかけて、最後に大沢池へ足を運ぶと、水上の舞台と鮮やかな赤い屋根を載せた二艘の船が浮かんでいました。
立て札を見るとこの日は「観月の夕べ」・・・船にのって優雅に月見を楽しもうというのでしょう。
そんな平安朝の夜を想いながらこのスケッチをしました。
なお、立て札には続きがあります。「・・・本日の受付は終了しました。」どうやらすぐに満員になったようです。こちらも実に京都らしい。
2011年9月10日土曜日
舞子の海
この週は本当に疲れていたようです。何しろ、週末の電車の中で人が寄ってきただけで、苛々するのですから。
幸い、翌朝は晴れ。イライラを解消すべく舞子の海を見に来ました。
鮮やかな黄緑色の芝生と、とんがり屋根の「移情閣」。
光る海と青くかすむ淡路島。
時間を忘れて非日常的な光景に浸ること・・・これが僕のストレス発散の秘密です。
もちろん、太陽の下で飲んだビールも回復に貢献したに違いありません。
仕事の疲れがたまった時、皆さんはどうやって気分転換をしますか?
幸い、翌朝は晴れ。イライラを解消すべく舞子の海を見に来ました。
鮮やかな黄緑色の芝生と、とんがり屋根の「移情閣」。
光る海と青くかすむ淡路島。
時間を忘れて非日常的な光景に浸ること・・・これが僕のストレス発散の秘密です。
もちろん、太陽の下で飲んだビールも回復に貢献したに違いありません。
仕事の疲れがたまった時、皆さんはどうやって気分転換をしますか?
2011年9月4日日曜日
夏の神戸港
ここは「ポートタワー」の展望台。
夏の神戸港を冷房の効いた所で涼しく描こうという魂胆です。
中央にあるのは言わずと知れた神戸税関。
青い海には何艘かの白い船が停泊中です。
乾いたアスファルトに濃い影を落とす味気ない倉庫群も、積荷を守る港の一員として並ぶとそれなりに絵になります。
空はまだまだ明るく、入道雲の力強さも衰えません。
神戸の夏はもう少し続くようです。
夏の神戸港を冷房の効いた所で涼しく描こうという魂胆です。
中央にあるのは言わずと知れた神戸税関。
青い海には何艘かの白い船が停泊中です。
乾いたアスファルトに濃い影を落とす味気ない倉庫群も、積荷を守る港の一員として並ぶとそれなりに絵になります。
空はまだまだ明るく、入道雲の力強さも衰えません。
神戸の夏はもう少し続くようです。
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