2012年7月1日日曜日

長谷寺

2012.6.1 
奈良の長谷寺を訪れました。
山の辺の道の出発点だった桜井からは二駅ほど向こうにあります。
言わずと知れた有名なお寺で、特に女性に人気があるようです。
この日は快晴で、大混雑を覚悟しましたが、意外なことに人影はまばら。
それもそのはず、今は名物の牡丹の花が散ったばかり、紫陽花にはまだ少し時間がある・・・と言うわけで、境内の彩りはやや寂しく、欲張りな観光客には不満だったのかもしれません。

長谷寺の特徴は399段の階段を擁する登楼と舞台のある本堂。
それらしい雰囲気を求めて描いたのがこれ。
かすかに見える登楼の屋根、鐘楼、そして正面の本堂。
緑に包まれながらも、屋根の甍はきらりと輝き、どれも存在感たっぷり。
人気の秘密は牡丹だけではありません。