先々週、長谷寺の特徴は「登楼」であると書きました。
しかしあたりまえですが、その下を歩いていると外観は見えず、参道を外れると深い木立に隠れてやはりその姿を見ることはできません。
登楼がまともに、見えるところは無いのか!と実は少々いらついていたのですが、あきらめかけて帰ろうとしていたその矢先、この風景を見つけました。
林の中に佇むお堂たちの中を掻き分けるようにして登っていく屋根が実にダイナミックです。
祈りの空間への架け橋であることを強調しているのかもしれません。
そしてスケッチ完了。
あとはこの階段を降りるだけ・・・明日からの日常が待っています。