2013年3月10日日曜日

武徳殿


3月9日土曜日。
寒かった冬もそろそろ終わり。
週間天気予報の「最高気温20℃」を信じて、今年初めて屋外スケッチに出かけました。
行先は平安神宮の隣にある「武徳殿」。
知る人ぞ知る武道の殿堂で、この日は柔道大会が開かれていました。

さて石段に腰掛けスケッチを始めると、どうやらお父さんの応援に来たらしい、小さな女の子が寄ってきます。
僕のスケッチブックを覗き込み、いかにも興味しんしん。
おじちゃんなにかいてるの?
どこからきたの?
どうやってきたの?
となりすわって見よっと。
・・・
しばらくするともうひとり。
あやかちゃん。なにしてるの。
おじちゃんのえ見てるの。
ふーんひとしくんよりじょうずね。
じゃ、あたしこっちにすわって見よ。
おじちゃん、名前は?
おくさんいるの?
こどもはなんさい?
・・・・
すごーい。はやくかけていいな。
でも、おひるまでかかる?
じゃここでおべんとうたべよか。
おじちゃんは、もうたべたの?
・・・
おわった?
じゃ、いぬかける?
わたしのぬいぐるみみたいの。
あそこのからすは?
じどうしゃは?
・・・
じゃ、わたしかいて。あっ、ふたりならんで。

というわけで、二人に似顔絵を描いてあげました。
二人はこの前の柔道大会で1位と2位だったとか。
未来のオリンピック選手がこの武徳殿から誕生するかもしれません。

ばいばい。またね。