ローテンブルクは城塞都市。当然周囲は堅牢な壁でぐるりと守られているので、中から自分の街を見ることはできません・・・と思っていたのですがさにあらず。地図でこの町の城壁ラインを見ると一直線ではなく入隅と出隅が交互に組み合わさる形状をしているため、城壁の内側から自分の城の外壁を監視できるのです。なので銃眼の一つを覗くとこの通り、町の城壁を登ろうとする敵は・・・この銃眼から狙い撃ち!きっと敵は退散を余儀なくされるでありましょう。
実はこの銃眼前のスペースも観光客の人気カメラスポット。彼らの視線を気にしつつも、城を守るかつての兵士の気になって描いた一枚です。