ローテンブルクに到着して2日目の夜、城壁の外に古い2重橋があることを知りました。
橋のある風景にこだわりのある僕としては見過ごすことはできません。翌日ホテルの人に道順を尋ねさっそく現地を訪れました。地図を見たときは城壁を大廻りしなければならないかと思っていたのですが、実はこの橋の近くに町の出口があり、そこを抜けると案外あっさりたどり着くことができました。
きっと森を切り開いて作ったのでしょう、シンプルだけど存在感たっぷりの二重橋です。建造されたのは14世紀だけあって、重なるアーチも長年の土砂に埋もれそう。でも当時はこの橋を渡って多くの商人がヴュルツブルクからローテンブルクへ、さらにアウグスブルクへの交易に向かったとか。そんな歴史ある橋とローテンブルクの美しい町並みを重ねるとこんな素敵な構図が出来上がります。
涼風に揺れる草原でこの風景を心ゆくまでケッチできるしあわせに感謝です!