先日、NHKの日曜美術館でデューラーを取り上げていました。彼は史上初めて「自画像」を描いた画家だそうです。はるか昔は、画家が許されるのはイエスや天使など宗教上の登場人物だけで、自画像を描くことは、神をも恐れぬ大胆な行いだったのです。
そういうわけで(?)、今日は僕の若き日の自画像です。いつ描いたかわかりませんが、多分20代後半でしょう。珍しくパステルで描いています。
もちろん、デューラーのような挑戦的な意思があったわけではなく、人物画の好きな僕にとって一番手軽なモデルは自分だったというだけのことです。
そんな僕も、最近はさっぱり、自画像を描かなくなりました。老いた自分を何となく認めがたい気分があるからだと思います。
歳をとるということは・・・・・それなりに複雑です。
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