
日付を見ると、社会人になって3年目、もうずいぶん前になります。確か生まれて始めての九州でした。
ここは有名な長崎グラバー邸。ミステリーの好きな方なら、内田康夫の「長崎殺人事件」の舞台となっていることもご存知でしょう。
古い建物が好きな僕ですが、瓦屋根とアーチ、多角形の平面形状、木と石の使い方など、和洋折衷で長崎らしい趣が特に、印象に残っています。
本当は幕末当時の生活をじっくりと想像しながら、この家の良さを描きたかったはずなのですが、彩色する時間は無かったようで、手元に残っているのは、サインペンの線描きのスケッチだけです。
え?色がついているって?そう、このブログに載せるため、実は昔の絵にパソコンで色付けをしました。アナログの思い出をデジタル化すること・・・・結構気に入っています。
というのは、描いているうちに、当時一緒に行った人々の顔やあわただしかったスケジュールのことなどがだんだんはっきりしてくるのです。
蘇るのは絵だけではありません。
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