2008年7月13日日曜日

名古屋 加藤商会ビル


僕は大学時代ずっと名古屋に下宿をしていました。そのせいか、今でもこの土地には格別の愛着があります。
ここは納屋橋の交差点。重厚なアーチの橋も、この加藤商会のビルも昔からここにあった・・・・はずなのに、残念ながら、この建物はあまり記憶になく、近くの安い寿司屋で騒いだことだけが印象に残っています。人間の記憶とはいい加減なものですね。
インターネットで調べると大正時代初期のビルで、設計した人は誰だかわからないとのこと。
しかし石とレンガの素材をうまく使い分け、小ぶりな縦長のプロポーションを大正レトロの雰囲気にまとめ上げる腕は只者ではないと想像がつきます。
納屋橋のシンボルとして現代までこの建物を残した功績は絶大です。
スケッチを通して、その土地の昔と今を想うのはとても楽しいことです。これからもそんなチャンスがあればいいなと思います。
ちなみに、昔騒いだ寿司屋はつぶれていて、あの味を思い出す望みはかないませんでした。・・・・・残念!