独立行政法人が所有する練習船で、今回は海王丸と揃って神戸港にやって来ました。
帆船には豪華客船にはない、わくわくする冒険の匂いがあります。
しかも青い空に白い帆を張った姿の美しさは誰もが 認めるところでしょう。
この貴重な機会を逃すまいと、さっそくスケッチに出かけました。
残念ながら停泊していたのは日本丸一艘のみ。
しかも帆は几帳面にたたまれ、マストから垂れる幾本ものロープだけが風を受け流していました。
それでも神戸のポートアイランドをバックに停泊する姿は、十分に美しく、スケッチするのに不足はありません。
この日は夏を思わせる暑さでしたが、空の色は正直です。
それでも神戸のポートアイランドをバックに停泊する姿は、十分に美しく、スケッチするのに不足はありません。
この日は夏を思わせる暑さでしたが、空の色は正直です。
5月の真っ青な空ではなく、真夏の白く輝く空でもなく、青に紫がにじんだような6月の柔らかな空色でした。
海の色は深く、濃い青色。そして船体はもちろん白。
何も塗っていないはずの「白」が優美な日本丸の主役です。