先週描いたホテルは、いつものクロッキー帳に入りきらない部屋だったので「縮尺を小さく」したと言いました。
今回の部屋はそれでも入らなかったので、ノート両面を使ったワイド版で登場です。
これもバブルのころできたホテルでディズニーランドの隣にある人気の高級ホテルでした。
あまりにもリッチだったので、こまごまと思いっきり書き込んでしまいました。
お暇な方は、画面の文字を追ってみてください。バスルームの「ヘルスメーター」とかカウンター上のティッシュやコップやレザーの配置とか・・・。
冷蔵庫上の「茶筒」に気がついた人はかなりのホテル通です。
枕元には「ボジョレ・ヌーボー」まで・・・
このホテルも、経営破たんし現在は「ホテルオークラ東京ベイ」となっているそうです。
そうは言っても、インターネットで調べる限り、予約はいつもいっぱい、部屋の様子も以前と変わらないリッチな人気ホテルのようです。
いったいどんな人が泊まっているのでしょうか。
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2011年11月27日日曜日
2011年11月20日日曜日
バブル崩壊
最近「ユーロ危機」とかで、株価がさえません。
日本はいったいどうなってしまうのでしょうか。
でも株価が下がり始めたのは、ずっと前、言うまでもなくバブル崩壊からです。
その頃の絵を探してみました。
1991年、場所はリーガロイヤルホテル新居浜。
かなり話題になったホテルで、確か完成して間もない頃に行った記憶があります。
普通のビジネスホテルは部屋の奥行きがだいたい6mくらい。この部屋は9mもあり、いつも持ち歩くノートからはみ出してしまうので、縮尺を小さくして描いています。
このホテルのリッチさは部屋の広さだけではありません。付属する屋内プール、スパの巨大なこと・・・。
しかし、今思えばその日、その施設を利用していたのは僕だけ。
そして、これまた巨大なウォータースライダーの門を二人の係員がわざわざ僕のために開いてくれたことを覚えています。
まさにバブル・・・この「アクアガーデン」はホテルと切り離され、その後売却されてしまったそうです。
日本はいったいどうなってしまうのでしょうか。
でも株価が下がり始めたのは、ずっと前、言うまでもなくバブル崩壊からです。
その頃の絵を探してみました。
1991年、場所はリーガロイヤルホテル新居浜。
かなり話題になったホテルで、確か完成して間もない頃に行った記憶があります。
普通のビジネスホテルは部屋の奥行きがだいたい6mくらい。この部屋は9mもあり、いつも持ち歩くノートからはみ出してしまうので、縮尺を小さくして描いています。
このホテルのリッチさは部屋の広さだけではありません。付属する屋内プール、スパの巨大なこと・・・。
しかし、今思えばその日、その施設を利用していたのは僕だけ。
そして、これまた巨大なウォータースライダーの門を二人の係員がわざわざ僕のために開いてくれたことを覚えています。
まさにバブル・・・この「アクアガーデン」はホテルと切り離され、その後売却されてしまったそうです。
2011年11月13日日曜日
唐招提寺
薬師寺を訪れた同じ日、唐招提寺まで足を伸ばしました。「平成の大修理」が終わった国宝「金堂」を見たかったからです。
門をくぐると正面に金堂が・・・堂々としたその姿は威厳があり、僕の視線をひきつけて離しません。
しかしあまり強い正面性は、絵の構図としてはいまひとつ・・・。
などとえらそうに文句をつぶやきながら、裏側の参道を歩いているとこんな風景が目に入りました。
特に立派な建物があるわけではありません。
庭、門、塀、緑など、どれもモチーフとしては平凡です。
それでも、何百年も手入れされた杉の木立から漏れる陽が、同じくらい年を重ねた土塀を照らす瞬間には、はっとさせられるものがあります。
「時」はそれだけで十分「絵」になるようです。
門をくぐると正面に金堂が・・・堂々としたその姿は威厳があり、僕の視線をひきつけて離しません。
しかしあまり強い正面性は、絵の構図としてはいまひとつ・・・。
などとえらそうに文句をつぶやきながら、裏側の参道を歩いているとこんな風景が目に入りました。
特に立派な建物があるわけではありません。
庭、門、塀、緑など、どれもモチーフとしては平凡です。
それでも、何百年も手入れされた杉の木立から漏れる陽が、同じくらい年を重ねた土塀を照らす瞬間には、はっとさせられるものがあります。
「時」はそれだけで十分「絵」になるようです。
2011年11月6日日曜日
薬師寺東塔
今年3月、久しぶりに薬師寺を訪れました。
学生時代に来たときは無かった西塔が再建され、教科書で習った通り、金堂の手前に東塔と西塔が左右対象に並んでいます。
もっとも金堂や西塔は色も創建当時のまま、柱と梁は赤色に、連子窓は緑色に塗られていますが、東塔は古びた木肌のまま・・・左右対称とは言え、少し違和感を感じます。
どちらが好きか・・・個人的にはやはり東塔の古めかしさに軍配を上げたくなります。
ただこの東塔もこのすぐ後、解体修復工事が始まり、今は建物を覆う素屋根の工事中。再び両塔が並び建つ姿が見られるのは平成30年まで待たねばならないとか。
その時、ひょっとして、東塔も赤と緑に塗られてしまうのでしょうか。
そうだとしたら、このスケッチはとても貴重な一枚になるかもしれません。
学生時代に来たときは無かった西塔が再建され、教科書で習った通り、金堂の手前に東塔と西塔が左右対象に並んでいます。
もっとも金堂や西塔は色も創建当時のまま、柱と梁は赤色に、連子窓は緑色に塗られていますが、東塔は古びた木肌のまま・・・左右対称とは言え、少し違和感を感じます。
どちらが好きか・・・個人的にはやはり東塔の古めかしさに軍配を上げたくなります。
ただこの東塔もこのすぐ後、解体修復工事が始まり、今は建物を覆う素屋根の工事中。再び両塔が並び建つ姿が見られるのは平成30年まで待たねばならないとか。
その時、ひょっとして、東塔も赤と緑に塗られてしまうのでしょうか。
そうだとしたら、このスケッチはとても貴重な一枚になるかもしれません。
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