2011年11月6日日曜日

薬師寺東塔

今年3月、久しぶりに薬師寺を訪れました。
学生時代に来たときは無かった西塔が再建され、教科書で習った通り、金堂の手前に東塔と西塔が左右対象に並んでいます。
もっとも金堂や西塔は色も創建当時のまま、柱と梁は赤色に、連子窓は緑色に塗られていますが、東塔は古びた木肌のまま・・・左右対称とは言え、少し違和感を感じます。
どちらが好きか・・・個人的にはやはり東塔の古めかしさに軍配を上げたくなります。
ただこの東塔もこのすぐ後、解体修復工事が始まり、今は建物を覆う素屋根の工事中。再び両塔が並び建つ姿が見られるのは平成30年まで待たねばならないとか。
その時、ひょっとして、東塔も赤と緑に塗られてしまうのでしょうか。
そうだとしたら、このスケッチはとても貴重な一枚になるかもしれません。

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