2012年5月20日日曜日

二上山

大神(おおみわ)神社から歩くこと30分、桧原(ひばら)神社に到着しました。
ここまでひたすら山道だったので、普段運動不足の僕にはかなりの重労働。
神社の境内に詰めているボランティアガイドの方に尋ねると次のお目当て「長岳寺」まではまだ1時間もかかるとのこと。

思案のあげく、思い切ってバスを利用し、途中をパスすることに。
そして、国道へ下る途中で出会ったのがこの光景。
空に霞むふたこぶの山、銀色に光る民家の瓦屋根、そしてまわりは眩い新緑と5月の奈良らしさがぴったりと納まります。
これはいいと、疲れも忘れスケッチをし始め、描くこと約1時間。
満足感とともに得られたのは「棒のようになった足」。
そう、この構図は立ったままでないと、見られないのです。
この後、さらに疲れた足を引きずってバス道へと歩いたのでした。


※なお、この印象的な形の山は「二上山(ふたかみやま)」と言い奈良ではとても有名な山です。
ガイドブックによれば天武天皇の子である「大津皇子」の墓があるとか。
その歴史的背景にも興味深いものがあります。僕と同様、この際もう一度勉強してみることをお勧めします。

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