この日、絵画教室の先生は急な怪我でお休みでした。
でもそれを知らないモデルさんはいつもの通り登場。
急遽、生徒達だけでポーズを決めることになりました。
当然、意見がまとまるはずもなく、結局「お好きなポーズで」ということになり、描いたのがこのスケッチ。
しかし「お好きな」ということは、モデルさんにとっては、「楽な」ポーズということであって、まったく揺るがないその姿は実に自然で、しなやか。
なんとなく伝わるのでしょう。鉛筆の動きもいつになく自然で、滑らかに・・・まあまあの出来栄えとなりました。