2016年5月22日日曜日

海外スケッチ旅行に出かけよう その6 アルハンブラ宮殿


 アルカサバ、城砦を見た後はいわゆる観光コースに従い、「フェネラルフェ」と呼ばれる14世紀に建てられた王室の別荘ヘ。そこに行くには一旦城外へ出てアルハンブラ宮殿の裏側、谷を挟んだ反対側の太陽の丘へぐるっと迂回することになります。たどりついたフェネラルフェのインテリアデザインはちょっと期待はずれ。でもあの「ナスル宮を見た後」ではどんなデザインも見劣りしてしまうのはやむを得ませんね。
  さて、視線を外に目をやると・・・アルハンブラ宮と丘の下に広がる美しいグラナダの町並みを同時に見渡すことができるます。アルバイシンから見た風景がアルハンブラの正面だとすれば、こちらは裏側。でもいい建物は裏もやっぱり美しい。
 というわけで勇んでスケッチをしたのが今日の絵です。前回アルハンブラ正面からの図がちょっと太目のサインペンだったので今回は細い万年筆タイプのイラストペンを使いました。木の枝の繊細な線を表現するのはこちらのほうが良かったようです。
 スケッチを終えたとき、道行く観光客の一人がスケッチブックを覗き込み、「Beautiful!」といってくれたので、ここまではまあまあの出来なのでしょう。
 お楽しみの色塗りのプロセスはまた次回ご紹介する予定ですが、世の中知らない間にゴールデンウィークに突入。というわけで今度は国内ですがまたスケッチ旅行に行きます。またまたちょっとブログを休むかもしれません。ご容赦を。