この建物は関西学院のチャペルとして建てられたそうですが、(明治37年竣工)現在は神戸市立の文学館として無料で開放されています。
先日、念願かなってやっと内部を見ることができました。観光客でいっぱいかと思っていたのですが、意外なことに来館者は僕ひとり。おかげで、礼拝堂らしい、天井の高い、落ち着いた空間をじっくり味わうことができました。
気がつくともう午後4時。あわててスケッチをしたのがこの絵です。
西陽を受けたレンガは、学生達の青春のシンボルとしての歴史があるからでしょうか、存在感たっぷりです。
水彩画が好きな人のサイトです。あなたは漫然と絵を描いていませんか。旅先で描く風景画、魅力的な人物画などプロのテクニックを教えます。美緑空間は下記のサイトに移動しました。 https://miryoku-yoshine.com/
2008年3月30日日曜日
2008年3月23日日曜日
大阪城の梅林
2008年3月16日日曜日
京都文化博物館 その2
昨年冬ここを訪れた時は寒さに負け、建物の外観を描けませんでした。この日は3月1日。再チャレンジです。
まだまだ空気は肌を刺す冷たさで、途中で何度もくじけそうになりましたが、なんとか完成です。
前回、明治の人のバイタリティに感激したことを書きました。
実は、この建物にも、そんな情熱が潜んでいます。兵庫県公館の少し前、明治39年に完成していますが、こちらの設計者は辰野金吾。やはりとても有名な人で、今の東大建築学科の弟1回卒業生にして、やがて教授となり日本人の弟子達を育てた人です。いわば日本の建築界の始祖とも言える、超エリートです。すごい人ですね。
レンガと石の組み合わせによるストライプが思ったよりも軽快で、銅板屋根の緑色が良く似合います。
「俺は明治の文化を創っているんだ・・・」そんな気概を感じます。
まだまだ空気は肌を刺す冷たさで、途中で何度もくじけそうになりましたが、なんとか完成です。
前回、明治の人のバイタリティに感激したことを書きました。
実は、この建物にも、そんな情熱が潜んでいます。兵庫県公館の少し前、明治39年に完成していますが、こちらの設計者は辰野金吾。やはりとても有名な人で、今の東大建築学科の弟1回卒業生にして、やがて教授となり日本人の弟子達を育てた人です。いわば日本の建築界の始祖とも言える、超エリートです。すごい人ですね。
レンガと石の組み合わせによるストライプが思ったよりも軽快で、銅板屋根の緑色が良く似合います。
「俺は明治の文化を創っているんだ・・・」そんな気概を感じます。
2008年3月9日日曜日
兵庫県公館
2008年3月2日日曜日
バブルの頃
1989年。バブルの最盛期でした。
東京に出張し、泊まったホテルです。
ホテルに興味のある方は僕の書き込みをよく見てください。
バスルームの充実ぶりとデスク周りの高機能化が特徴です。
洗面台のトレイには、リキッド、トニック、ローション、リンス、レザー、ソープ、歯ブラシなどが美しくセットされ、ユニットバスなのに、木目をふんだんに使っています。家具にも凝った仕掛けが いっぱい・・・。
もちろん豪華なホテルはどこにでもあるのですが、普通のビジネスマンでも、こんなホテルに普通に泊まれた時代でした。
最近はホテルも二極化されているそうです。一泊10万円以上の部屋はいつも外国人で満室なのに、日本人は「芸術的に」縮小されたウサギ小屋客室に泊まるか、満員の新幹線で日帰りするのです。
かくして、そういう僕も「出張先でホテルの部屋を描く」などという贅沢な時間は許されなくなってしまいました。
僕のスケッチブックからホテルの絵が消えた理由はここにあったようです。
東京に出張し、泊まったホテルです。
ホテルに興味のある方は僕の書き込みをよく見てください。
バスルームの充実ぶりとデスク周りの高機能化が特徴です。
洗面台のトレイには、リキッド、トニック、ローション、リンス、レザー、ソープ、歯ブラシなどが美しくセットされ、ユニットバスなのに、木目をふんだんに使っています。家具にも凝った仕掛けが いっぱい・・・。
もちろん豪華なホテルはどこにでもあるのですが、普通のビジネスマンでも、こんなホテルに普通に泊まれた時代でした。
最近はホテルも二極化されているそうです。一泊10万円以上の部屋はいつも外国人で満室なのに、日本人は「芸術的に」縮小されたウサギ小屋客室に泊まるか、満員の新幹線で日帰りするのです。
かくして、そういう僕も「出張先でホテルの部屋を描く」などという贅沢な時間は許されなくなってしまいました。
僕のスケッチブックからホテルの絵が消えた理由はここにあったようです。
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