1989年。バブルの最盛期でした。
東京に出張し、泊まったホテルです。
ホテルに興味のある方は僕の書き込みをよく見てください。
バスルームの充実ぶりとデスク周りの高機能化が特徴です。
洗面台のトレイには、リキッド、トニック、ローション、リンス、レザー、ソープ、歯ブラシなどが美しくセットされ、ユニットバスなのに、木目をふんだんに使っています。家具にも凝った仕掛けが いっぱい・・・。
もちろん豪華なホテルはどこにでもあるのですが、普通のビジネスマンでも、こんなホテルに普通に泊まれた時代でした。
最近はホテルも二極化されているそうです。一泊10万円以上の部屋はいつも外国人で満室なのに、日本人は「芸術的に」縮小されたウサギ小屋客室に泊まるか、満員の新幹線で日帰りするのです。
かくして、そういう僕も「出張先でホテルの部屋を描く」などという贅沢な時間は許されなくなってしまいました。
僕のスケッチブックからホテルの絵が消えた理由はここにあったようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿