2008年3月23日日曜日

大阪城の梅林

大阪城は豊臣秀吉の城として、とても有名な城ですが、建物は昭和になってからのコンクリートによる再建で、残念ながら文化的な価値はあまりありません。僕自身も混み合う観光客の中で、敢えて絵を描きたいと思うほどの魅力も感じていませんでした。

ただし、今日は3月15日。この時期の大阪城は別格のようです。
見事に手入れされた一面の梅林。紅色やピンクの花びらはまるで雲海のよう。その上に浮かぶ天守閣には雄大さよりも優しさを感じます。そして穏やかな陽射しと少しひんやりとした風に乗ってはこばれる梅の香り。
まもなく春・・・訪れた人、誰もが感じたに違いありません。

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