この建物は神戸元町(もとまち)駅から歩いてすぐのところにあります。
観光ガイドブックにも必ず載っている堂々とした明治時代の建築です。
設計者は山口半六というこの業界ではとても有名な人です。なにしろ江戸時代までは木造しか知らなかった日本人がいきなり洋風石造建築を作ろうとしたのです。彼は単身フランスで建築を勉強し、この兵庫県公館を明治34年44歳の時に創り上げました。
今のように、インターネットで情報を得ることもCADによる作図もできなかった時代です。たった一人でゼロからここまでたどり着いたのです。
・・・・明治の人々のバイタリティーに感激です。
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