2008年6月28日土曜日

住吉川の風景

先週の続きです。
御影郷でのスケッチを終え、そのまま東へ歩きました。すると、住吉川の河口に出ます。
この川沿いは昔からの高級住宅街なのですが、当時「六甲アイランド」なる人口島が開発され、沖にはご覧のように、高層マンションや港湾施設が並ぶようになっていました。
干上がった川岸に置かれたユンボが象徴的です。

たぶん海を望むこの風景はずいぶんと変わってしまったにちがいありません。昔からここを知る人の憤慨する声が聞こえてくるようです。
それでも、海と空とそれなりにデザインされた人工島の組み合わせは、神戸らしい新鮮なものを感じさせます。

歩き疲れた体に鞭を打って、僕にこのシーンを描かせたのは、時とともに移ろう風景の面白さでしょうか。

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