先週に引き続き旧居留地を歩きましょう。
38番館から少し南東の交差点にこの「15番館」があります。
周りはの建物はすべて石やタイル、コンクリートで出来ていますが、この建物だけが木造の異人館風の佇まいで、少し違和感があります。
実は38番館など周辺の石造りの建物は古そうに見えますが皆、大正末期から昭和初期に建造されたもので、けっして居留地時代のものではなく、この15番館が唯一当時の生き証人なのです。
その機能は住宅ではなくアメリカ領事館・・・洋装の紳士淑女が出入りする映画のようなシーンが展開されたに違いありません。
ちなみに現在はウェディングも行う人気のレストラン。
やはり紳士淑女でにぎわっています。こんな形で建物が残ってゆくのも悪くない・・・・。
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