東京駅丸の内北口から皇居に向かって5分ほど歩くと、交差点の角にこの「東京銀行協会」があります。2階建ての煉瓦造で竣工は大正5年です。
設計者は「松井貴太郎」・・・実は調べてみると先週描いた「旧安部邸」の設計者と同じであることがわかりました。
さっそくブログにこの事実をと思いましたが、このスケッチはクロッキー帳にペンで描いたもので、残念ながら着色ができません。
しかし何とかこの設計者の足跡を語りたいと思い、原画をスキャナーで取り込み、パソコン上で色付けをしました。
筆をマウスに持ち替え、悪戦苦闘・・・。
時間はいつもの倍、色は単調であまり気に入っていませんが、重厚な雰囲気を伝える役割はそれなりに果たせたようです。
ちなみに、建物上部の目障りなグレーの筆跡(マウス跡)は操作ミスではありません。
そう、例によって上部に高層ビルが載っているのです。
筆でも、マウスでもこの違和感を減ずることは出来ないようです。
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