鹿児島市内からバスで一時間以上かかるのですが、江戸時代の昔、よくもこんな山奥に屋敷を構えたものだと感心してしまいます。
武家屋敷の町並みは重要伝統的建造物郡保存地区に指定されていて、メインストリート沿いに立派な石積みと生垣が並んでいます。
さて絵を描こうと歩き回りましたが、生垣が立派過ぎて、奥の建物がさっぱり見えず、僕好みの構図が取れません。
そこで正面から描くのをあきらめ、隣の空き地を覘いてみると見事な光景が現れました。
隣地の茅葺屋根だけでも十分に絵になりますが、何よりも僕の目を惹いたのは咲き乱れる菜の花です。
なんという鮮やかな「黄色」・・・・刺激的なはずの都会のパレットにもこんな色はありません。
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